【作曲講座】まだ間に合う!一瞬で「ハロウィンっぽい」曲が作れる5つのコツ

アイドルソング作曲ラボ
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はじめに

ハロウィンっぽい曲

こんにちは。めだんしです。

 

ハロウィンって、なんかいつの間にか日本で一大イベントになりましたよね。

まあオタクの僕は各種ソシャゲで「ハロウィンキャンペーンログインボーナス」みたいなのがもらえるからラッキー、とか、ハロウィンイベントとしていろんなアイドルライブが開催されるからハッピー、っていう程度なんですけど。

 

さてさて、そんなハロウィンですが、「ハロウィンっぽい曲」ってよくありません?

こんなやつとか。

【アイドルマスター】「Halloween♥Code」(歌:安部菜々、乙倉悠貴、前川みく)

こんなやつとか。

ENGAG.ING(エンゲージング)「Lumpling Box」ライブ映像【7/23 3rdワンマン渋谷WWW】

 

こういうのってなんか特徴的で作ってみたくなるものの、いざ作ろうとすると「アレ?なんか難しくね?」ってなりません?

そんなあなたに、今からでも今年のハロウィンに間に合う「ハロウィン曲のお手軽作曲ポイント」を紹介しようと思います!

 

 

今回の解説で使う曲:「ハロウィン曲あるあるのうた」

 

定期的にツイッターで「オタクあるある歌」的な曲を投稿しているんですね。

一番反響もらってるのはこれなんですけど。

 

このシリーズの最新作(そんなかっこいいもんちゃうけど)がこれです。

 

 

もはや「オタクあるある」を飛び越えてるんですけど、思いついちゃったのでやりました、というところです。

ツイッターで少し見てたら、案外こういう「ソレっぽい曲」の作り方って一定の需要がありそうなので、ザクザクッと解説してみようかなと思い立った、という経緯でした。

 

※あくまで「パパッと手早く作ってみたい!」、「それっぽい雰囲気だけ取り入れたい!」という人向けのものですので、ガッチガチのハロウィン曲を作りたいという方には物足りないかもしれないですがご了承ください。

また、ゼロオタDTMは「ゼロからでも始められる」がモットーですが、今回の記事に関しては初心者というよりかはやや中級者向けみたいな話になってきますので、「ダイアトニックコード」と「キー」についてはある程度でもいいので理解しておくことを推奨します。

 

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絶対におさえるべきポイント

半音アプローチを多用!

もうね、これに尽きます。

メロディー、コード進行に関わらず、「半音」で移っていくようなフレージングにすると一気に「ダーク感」「ホラー感」「緊迫感」「ナイーブな情緒」が出てくるので、ハロウィン曲には必須ですね。

たとえば先ほどの「ハロウィンあるあるうた」だと、Aメロのチェンバロパートでこの半音アプローチが鬼のように入っています。この画像のオレンジ色で囲ってあるところです。

 

 

この画像、今回解説しようとしているポイントの大半が入ってるんですけど、それは後々ひとつずつ紹介していきますね。

凝ったコード進行にする必要はなくて、テンプレ的なコード進行にしつつ、「並べ替えることで半音アプローチにできそうなところ」があればコードを組み替えて転回コードにしてみると簡単にできます。
(例えば1-2小節目の左手、コード弾きの部分)

ちなみに半音アプローチ、結構難しいのが「他のパートやコード進行とぶつかって不協和音になる可能性がある」っていうことなんですけど、よほどヤバい不協和音だったりとか、ずっと不協和音が続いているとかでなければ勢い重視で突っ走っちゃってもいいと思います。
(「理論ガ~」とか言われることもあると思うけど、大抵のフレーズはどうにか理論づけできるものですし、できなかったとしてもそんなん捻りつぶすようなカッコいいフレーズを作っちまえばこっちの勝ちです。暴論。)

 

メロディーにはマイナーキーの「Ⅳ#」をとにかく使え!

これもかなり重要ですね。

楽曲の「顔」となるメロディー、リードフレーズですが、これにも簡単なコツがあります。

とにかく「Ⅳ#」を使うんです。

たとえばCマイナーキーであればF#ですね。今回の「ハロウィンあるある歌」はB♭マイナーなのでEが該当します。

というところで今度はAメロのボーカルメロディーを見てみましょう。

 

バッチリ入ってますね。

ちなみにもう一つのポイントなんですが、「Ⅳ#を使うときはⅤもセットで使うとより良い」です。

なぜなら先ほどの「半音アプローチ」ができるから。

このⅣ#、先ほどのチェンバロにも入ってます。

上の右手部分ですね。節操ないくらいねじ込みまくってます。

こんな感じで、隙あらばⅣ#入れていくとそれだけで一気にハロウィン感を出せますよ!

 

要所でちょっとダサいフレーズを入れろ!

絶対におさえておくべきポイント最後がこちら。

ハロウィンって、Trick or Treatという言葉にもある通り、「イタズラ」とは切っても切り離せない文化ですよね。そういった背景もあるので、ひたすらおどろおどろしい楽曲にしてしまうと「ハロウィン」を通り越して「ホラー」になってしまうんですよ。

なのでそれをやわらげ、ケラケラと笑えるようなちょっと「ダサい」ニュアンスをあえて入れてあげることで、ハロウィンの独特な空気感を演出することができます。

簡単に取り入れられるコツは二つ。

 

Ⅰ-Ⅴ-Ⅰというメロディー、もしくはⅠm-Ⅴ7-Ⅰmというコード進行を入れる

②1拍ごとに切って「デン!デン!デン!」みたいなフレーズにする

 

何言ってるか分かりにくいと思うんですけど、これを実践しているのがハロウィンあるある歌Aメロのラスト「(気の抜けた音入)りがち」のところです。

この画像はボーカルメロ+ストリングスで、青色で囲ってあるところが①、オレンジ色で囲ってあるところが②にあたります。

デン!デン!デン!をやりつつ、Ⅰ-Ⅴ-Ⅰにあたる「B♭-F-B♭」というフレーズをいろんなパートであえてユニゾンさせることでダサさを強調しています。

ちなみに音源ではこれに加えてティンパニもデン!デン!デン!しているので余計にダサいですね。

 

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もっと「ハロウィンっぽく」するためには

コードは迷ったらとりあえずマイナーキーⅠm-Ⅳm-Ⅴ7-Ⅰmで!

オリジナル曲を作る場合はとりあえずこの進行にしておけば何とかなります。
(Remixはどうしても原曲の進行に影響される部分があるので一概には言えないです)

例えばCマイナーでいくなら

Cm-Fm-G7-Cm

っていう進行ですね。

マイナーキーにおける典型的な進行ですが、これをベースにしておけばOKです。

 

「ハロウィンあるある歌」はB♭マイナーなので、これに則ると

B♭m-E♭m-F7-B♭m
がお手本コード進行になります。
これを踏まえての先ほどのAメロチェンバロパート。

 

転回コードや代理コードが入ったりしていますが、基本的には

Im(B♭m)-Ⅴ7(F/A -Cm7-5 – F7/A)

を繰り返しています。要はお手本コードからⅣm(E♭m)を抜いた形。

先ほどの「ダサさ」に関わる「Ⅰm-Ⅴ-Ⅰm」に当てはめるため、という目的もありますが、Ⅳmが入ると少し柔らかい印象になってしまうので、デン!感を出すために省いた、というような経緯でした。

なんにせよ、とりあえずとにかくⅠmを軸にして、Ⅴ7に持っていき、またⅠmに戻るという動きを意識すればOKです。

 

何らかの「クラシック楽器」パートを作れ!

いいソフト音源を入手するにはお金が必要だったり、楽器に関する知識が必要だったりでなかなかハードルが高いんですが、いわゆる「クラシック音楽に使われる楽器」を入れてあげると一気にソレっぽさが出ます。

ちなみにソフト音源に関してはこちらがオススメ。

【レビュー】今絶対買っとけ!!80%オフセール中「Miroslav Philharmonik 2」の効果的な使い方
超高クオリティーオーケストラ音源「Miroslav Philharmonik 2」が大特価セール中!ポップスやロックなど、音圧が高い音楽でもしっかりと鳴らせるやり方を紹介します。

中でも取り入れやすいのは以下の楽器です。

チェンバロ(ピアノの代わりに入れましょう)

鉄琴(木琴も使えるかも)

チューブラーベル(のど自慢のベルのやつ)

ストリングス(余裕があるならビオラ、チェロ、コンバスまで入れるとより良し)

管楽器は弦よりもさらに打ち込み表現が難しいのと、派手な「ブラス隊」というよりかはフルート、ピッコロ等の木管楽器での表現の方がハマることが多い気がしていて、難易度がだいぶ上がる気がするので、まずは上記4つから取り入れてみると良いかなと思います。

ちなみに先ほども少し触れましたが、「ハロウィンあるある歌」ではこれらに加えティンパニも足しています。

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(おまけ)ここまで入れるとより「ソレっぽく」なるかも

「ソレっぽい」サンプルをとにかく盛れ!

クラブ系のトラックメイカーならわざわざ言うまでもないかもしれないですけどね。

 

子どものケラケラした笑い声とか、

逆に男の人の低い笑い声とか、

女の人の悲鳴とか、

コウモリがバサバサ羽ばたく音とか、

ドアがきしむ音とか、

オオカミの遠吠えとか、

「ハロウィンっぽい音」って、山ほどあるじゃないですか。

 

そういうサンプルを探して、要所で投げ込んでいきましょう。

ぶっちゃけ前述の「最低限抑えるべきポイント」とこのサンプル類だけで十分「ソレっぽく」なります。

が、サンプルには頼らない楽曲の作り方をしている人も多いかと思いますので、この項で紹介しました。

 

急に明るくしよう!

「ハロウィンあるある歌」でもばっこり歌詞に入れましたが、

特にポップスやアニソンっぽい感じの曲を作りたいのであればこの要素は割と必須かなと思います。

 

参考になりそうなのはこちら。

アイカツスターズ!ミュージックビデオ『Halloween Night Magic』をお届け♪

Halloween Night Magic、この記事で紹介したようなポイントであったり、「ハロウィンあるある歌」で言及しているようなポイントが山ほど入ってるんですよね。もっともむちゃくちゃ高次元での取り入れ方なのでこの記事を読んだだけでこれができるようになるとは思っていないですが。

ちょっとおどけたような雰囲気のAマイナーをベースにで展開しつつ、1:34から一気にBメジャーに移行します。

 

転調のさせ方はもちろん色々あるので、作りたいメロに合わせて考えていくでいいとは思うんですが、個人的にはこういったハロウィン曲では同主調転調(Cマイナー→Cメジャー)がソレっぽく聞かせやすいようなイメージがあります。

あんまりちゃんと考えたことはないですが、おそらく、ずっとⅠmを主軸に多用させてきているので、そこで同主調に転調するとメインがCmからCに変わることで「明るくなった」感がメチャメチャ強く演出できるからなんじゃないかなあ、とか。

 

引き続きハロウィン感を出していくならまた元の暗いマイナーキーに戻さないといけないので、なかなか転調テクニックがいる部分ではありますが、煮詰まった時の選択肢としてもっておくのは多いにありだと思います。

 

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まとめ

 

本当に必要最低限のポイントで、それぞれに理論的根拠とか背景を持たせているわけではないですが、それはそれとして、とりあえずやってみるだけでハロウィン感を出せるのは事実です。

お手軽にできちゃうので、とりあえずやってみるのもいいんじゃないでしょうか!

もしこの記事を参考にして楽曲を作れたらぜひツイッター等で教えてくださいね!

 

それではまた!

めだんしでした。

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