はじめに
こんにちは!めだんしです。
前回、各キーで使える音をまとめる準備として、キー設定(特定)のやり方を紹介しました。

今回は本編!
バコバコーッとまとめていきますよー!
今回書く内容は、
特に覚えようとする必要ないです。
暗記に時間と労力割くくらいならいいコンテンツに触れて人生を豊かにしましょう。
この辺のものはやってるうちに身についてくるものなので、
覚えるまでは、このサイトを見に来ていただければそれで十分です。
ちょっとした時の辞書がわりに、ブックマークでもしておいていただけると便利かなと思います!
↓この記事が役に立つであろう人↓
- 自分でコード進行を組んでみたいものの、使える音が分からない人
- 難しいことは考えず、とりあえず使えるものだけ確認したい人
各キーで使える音
大前提:音名の確認
各キーで使える音を理解しておくと、
リードパートやソロパートなどで
より効率よく、かつ綺麗なフレーズを作りやすくなります。
で、その前に、
大前提として「ドレミ」のイタリア語表記と英語表記の対応を確認しておきましょう。
イタリア語 | ド | レ | ミ | ファ | ソ | ラ | シ |
英語 | C | D | E | F | G | A | B |
基本的には全て英語表記で書いていきますので、
わかんなくなったらこの表を見てくださいね。
それでは各キーで使える音です!
各音の役割を料理に例えます
使える音と一緒に、
むっちゃざっくりした「役割」を食べ物に例えて書いていきます。
米:主食。これを鳴らすとやっぱり安心する。けど良くも悪くも無難。
肉:主菜。強い。でもこればっかり使うとやっぱり大味な雰囲気になる。
野菜:副菜。こいつがいないとパワフルな印象になる。
その分逆に上手くこいつを入れてあげると一気にドラマチックな雰囲気にもできる。
薬味:うまく使うと米肉野菜の良さを引き立てる。
けどこいつ単体だけでメインを張ることはなかなかない
アホくさいたとえですけど、
これ割と便利だと思うんですよ。
メロを考えるときとかに、
どういう順番でメロを並べればいいのか
(どういう順番で食べると美味しいのか)を考える目安になります。
米ばっか食べてても飽きるし、薬味と主菜副菜を上手く組み合わせて…
という食べ方もあれば、
浴びるほど炭水化物を食べたい
という日もありますよね。
そんな感じで、
この例え方をするだけでメロの組み方に「理由・根拠」を持たせられるようになるんです。
各キーで使える音:メジャーキーの場合
では「使える音」一覧です。
右端の「よくあるイレギュラー」欄は、
「本来はそのキーで使える音ではないが、なんやかんやで結構使われがちな音」
って感じで認識しておけばOKです。
特に各欄の一つ目の方のイレギュラーの音はアンニュイな感じが出て
お手軽に「玄人感」を出せます。(むちゃ使う)
各キーで使える音:マイナーキーの場合
実はメジャーキーと密接にかかわっていて、
例えばCメジャーとAマイナーって基本的な構成音は全く同じなんですよ。
鳴らす順番を変えるだけでこうも雰囲気が変わるんです。
そんな背景もあるので、
実はメジャーキーの音さえつかんで、
メジャーとマイナーのキー対応の法則さえ覚えてしまえば
暗記することってめちゃめちゃ減らせるんですよね。
で、マイナーキーでもイレギュラーはあって、
特にイレギュラー欄の2つ目の方の音はめちゃめちゃ頻繁に出てきます。
7番目の音(薬味その2)の代わりの音として使われるもので、
一気に緊迫した雰囲気を出すことができます。
各キーで使えるコード
メジャーコードとマイナーコードって?
続いてはコード。
こちらも大前提として
「メジャーコード」と「マイナーコード」の確認だけしておきますね。
要は明るいコードと暗いコード、
として覚えてもらえば十分です。
MIDIでの打ち込みの時は、半音~とか全音が~とか気にしなくていいので楽ちん。
①コードネームの音を打ち込む。
②そこから4段上のところに一つ打ち込む。
③②から3段上のところに一つ打ち込む。
①コードネームの音を打ち込む。
②そこから3段上のところに一つ打ち込む。
③②から4段上のところに一つ打ち込む。
これだけです。
要はメジャーとマイナーの違いは
2番目のノーツが最下段から4つ上なのか、3つ上なのかという違いだけです。
コードを考える際の役割
さて、基本的には先ほどと同じように
料理(?)に例えて役割を紹介していきます。
ただ、若干役割が細かいというか少し対応が強めになっていて、
主食系:米、味付きご飯
主菜系:肉、肉用の薬味
副菜系:野菜、野菜用の薬味
という感じの役割分担に分かれます。
あくまで「米・肉・野菜」がメインなので、
この3つのコードを使っておけば曲はほぼ成立します。
が、
やっぱりずっと同じもの食べてると飽きてきてしまうので、
少し味を変えてみましょうよ、
ということで出てくるのが薬味や味付きご飯の類、
という感じでイメージしてみてください。
例えば僕の曲「Donut Monster」の頭サビの進行はこんな感じです。
key=D
G→A→A#dim→Bm
G→Gm→A→B
G→A→A#dim→Bm
G→A→Bm→Bm
野菜→野菜のような何か→肉→味付きご飯のような何か
野菜→肉→肉のような何か→味付きご飯
野菜→肉→味付きご飯→味付きご飯
ちょいちょいイレギュラーなものを入れることで「味変」をしている、という感じです。
スルスル作れるようになりますよ!
各キーで使えるコード:メジャーキー
「肉用の薬味」にある「〇m7-5」というコードは若干特殊なコードなので、
よくわからなかったら「〇m」というシンプルなマイナーコードでも大丈夫です。
(細かいことを気にするよりとにかく数を作っていく方が大事だと思っています。特に最初は)
イレギュラーの一つ目は「緊迫感」を演出するコードで、
「味付きご飯その1」の代わりに入れてあげます。
二つ目は「アンニュイ感」の演出。
主に「野菜」や「肉」の代わりとして入ることが多いです。
各キーで使えるコード:マイナーキー
こちらも「m7-5」は分からなければ「m」でもOKです。
前述の「使える音」同様、使えるコードもメジャーキーと密接に対応しているんですね。
鳴る順番が変わるので、役割は変わってきますが。
こちらも基本的にはメジャーキーの方をベースに覚えて、
必要に合わせてこの一覧表を見る程度で十分かと思います。
まとめ
今回は各キーで使える音、コードを紹介しました。
永久保存版なんじゃないですかね?これ。(自分でほめていくスタイル)
キーさえ特定できていれば、
あとはこの記事の一覧表に該当するコード、音さえ使っていけば
どうしようもないくらい外れる、ということはないですし、
ピッタリくる音も探しやすくなると思います。
是非是非活用してくださいね!
それではまた!
めだんしでした。
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