【Remix入門編】音を綺麗に整える仕上げの作業!ミキシング

ゼロオタRemix講座
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はじめに

 

こんにちは!めだんしです。

さあいよいよ入門編最終回です!
前回はFXの置き方を紹介しましたね。

【Remix入門編】最後の味付け!効果音で豪華に
WEBブラウザでのRemixスタートアップ講座。置くだけ簡単、一気にクオリティをあげられる効果音(FX)の紹介です。音楽を始めてみたい!Remixをしてみたい!アイドルに楽曲提供してみたい!そんな熱量溢れる「オタク」のための次世代型情報共有サイト。

トラック自体はもう出来上がっているので、
最後にそれぞれの音を整える作業、ミキシングの紹介をします。

といっても、ミキシングはそれだけで一つの職業として成り立ってしまうくらい
奥が深い作業になるので、
この記事だけでお伝えしきることは不可能です。
(というか僕も苦手でまだまだ勉強中です)

ということで、最低限のポイントだけお伝えしていこうと思います!

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今回の「スグ使」ポイント

 

  • まずは音量とパンで調整
  • 次にEQで帯域ごとに整理
  • Soundtrapは音圧稼ぎのマスタリングは必要なし、mp3で書き出し
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今回のゴール音源

 

今回の記事では、ここまでの音源が作れたら達成…つまりは最終音源です。

 

前回時点での音源がこちら。

前回と比べると最終音源の方が各パートが聞き分けやすく、
全体としても少し華やかで音圧感があるように聞こえるかと思います。

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ミキシングの作業工程

 

大前提としての考え方

ミキシングにおいて大事な考え方は二つ。

  1. 参考にする「リファレンス曲」を準備する
  2. 音作りの段階でできるだけイメージ通りの音を作っておく
  3. エフェクトをかける場合は、できるだけ
    「盛る方向」ではなく「抑える、削る方向」でかけていく

特に最初は適切なミックスバランスが分からなくてあれやこれやと試すうちに迷走しがちです。
目標・参考となるリファレンス曲を準備しましょう。

 

また、料理と一緒で、
素材選びの時点で狙った素材を選んでおかなかったらミキシングではどうしようもないです。

チキンカレーが作りたかったのに牛肉買ってきちゃってた!みたいなね…

 

そこからいろいろとエフェクトをかけていく場合も、足りないところを盛っていくのではなく、出すぎている部分を削っていくイメージです。

物足りないからって調味料を足しまくって結局よくわからない味になる、みたいなね、よくあるじゃないですか。
そうではなくて、余分なところを抑えてあげて、本当にアピールしたいところを際立たせてあげる意識が大切です。

 

工程①:まずは音量とパン

 

もういろんなサイトや動画で既に説明されまくっていますが、まずは音量とパン振りだけで極力整えてあげます。

やり方はいろいろありますが、個人的にやりやすいなと思っているのは

ドラム

ベース

コードバッキング

パッド

アルペジオ、FX

ボーカル

の順番です。

 

リファレンス曲とよく聞き比べながら、極力近いような音量バランスになるように調整していきましょう。

 

工程②:EQで上下の棲み分け

 

音量と左右のパン振りでざっくりとバランスが決まったら、イコライザーで各帯域の棲み分けをします。

パッドトラック編でご紹介しましたね。
こんなやつです。

低域から高域まで、各帯域ごとに音量をブーストしたりカットしたりするエフェクト。
こいつの使い方がとても重要です。

前述しましたが、基本的には「余分なところをカットしていく」方向で使いましょう。

 

やり方としては以下の順番で試してみてください。

 

①二つ以上のパートが重なっちゃってごちゃっとしている帯域を聞き分ける

②「その帯域を目立たせたいパート”じゃない”方」にEQを挿して
被っていると思われる帯域をバッサリカットしてみる

③「EQを挿していない方」が急に聞こえやすくなったら帯域正解
不自然さがなくなるくらいまでカット量をもとに戻していく

④聞こえ方が特に変わらなかったら帯域不正解。
他の帯域or他の楽器と被っているのではないかという方向で再検討

 

ちょこちょこエフェクトをかけていくのも一つの手ではあるんですが、
慣れないうちは「思いっきりかけて、そのエフェクトに本当に効果があるかを確認してから自然なレベル戻していく」というやり方を徹底した方が無駄なエフェクトを減らせるので、時短にも音痩せ防止にもつながります。

で、その肝心の「被りやすい帯域」だとか「目立たせたい帯域」だとか、これが分からないんですよね、最初のうちは。

そこで、超ざっくりと「各パートの棲み分け目安」になるようなイメージ画像をつくってみました。

 

各パートの帯域棲み分けイメージ

 

棲み分け方は本当に諸説ありますし、そもそもジャンルによってウェイトの持たせ方が全然違うので、この画像が100%正しいというわけではないんですが、一つの目安として活用いただければと思います。

で、この画像を見ると分かる通り、いわゆる「ハイミッド」帯にむちゃくちゃ音が集中しています。
低音楽器と思いがちなベースやキックも重要な成分がハイミッドに含まれているんですね。
何を聞かせたいのかを意識した棲み分けが大事です。
あともう一つ大事なのが「ロー」。
重低音を響かせるというのは誰もが憧れる音だと思いますが、低域というのはすごくパワーのある帯域なので、きちんと棲み分けてあげないとすぐ飽和してしまってモコモコとしてしまいます

というわけで今回ぼくがかけたEQの例をお見せしましょう。

 

例①:バッキングシンセ(リズミカルパート)

元の音が結構モコッとしていたのでロー~ミッドをカット

追加で「Brighter」というエフェクトを挿してみました。
こいつは高域全体をギラッと持ち上げてくれるエフェクト。
こっちに関しては「ミキシング」というよりかは「音作り」という側面が強いかも。

 

例②:バッキングシンセ(メインパート)

割と高い音を担当しているパートということもあるので低域はカット。
こいつは音の高さ的にボーカルとかなり被りそうだなと思ったので、ボーカルをメインにしたいハイミッド帯は削りつつ、ボーカルの上下にあたる帯域は少し残してみました

 

例③ボーカル

例によってローはカット。

特に抽出ボーカルの場合、「オケの低域成分」が入っちゃっていることが多いので、声が薄くならない程度にバッサリカットするのが吉です。

ハイミッドはすこーしだけブーストしてあげて存在感をプラス。

音源によっては「サ行」の「S」を言う瞬間の音(歯擦音)が耳に痛い場合もあるので、そういうときはこもらない程度にハイを落としてあげるのも手です。

 

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Soundtrapでは音圧上げの作業は必要なし

 

ここまでできたらだいぶスッキリとした音源になっているんじゃないでしょうか。

実際のミキシングでは、ここからコンプレッサーを使って音を固めたり、ディレイやリバーブと言ったいわゆる「エコー」のエフェクトで音に広がりを持たせたり、いろんな処理をするのですが、何はともあれここまでのボリューム、EQ処理がちゃんとできていなかったら何の意味もありません

そういう意味でまずはここまでの処理をマスターできるようにしましょう。

で、「いい感じのバランスになった!」と思ったらプロジェクトを保存します。

ここからがSoundtrapのすごいところで、ファイナライズ、つまり簡易的なマスタリング(音圧感を整える作業)を自動でやってくれます
数分間待ったらExportからmp3で書き出し。
(無料版では高音質のwav書き出しはできません)

 

保存してすぐに書き出そうとすると「今ファイナライズしてるからちょっと待って!」と怒られるので、慌てずに待ちましょう。

書き出しに成功したら、DLして見事音源完成です!!!!

お疲れ様でした!!!!!

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まとめ

短いようで長い、長いようで短い入門編はこれで終わりです。

実際に作ってみてどうでしたか?

「できた!」と思える部分もあれば「いや全然わかんねえよ!!」とイラついて部分もあったと思います。
それでいいと思います。
達成感と悔しさ・難しさの両方があるからこそ次のステップへ進んでいけるものですから。

できあがった音源は、自分が理想としているものとは程遠いかもしれません。
でも間違いなく「DTMer」としての第一歩を踏み出したので、胸を張っていいです。誰だって最初は恥ずかしくなっちゃうような音源しかつくれないものです。
このブログでも少しずつステップアップしていけるように解説記事を書き溜めていきますので、是非活用いただけたらと思います。

もし分からないことや、「こんな解説記事を書いてほしい」というようなご要望があれば、Twitterでもお問合せフォームからでもいいので、何でもご連絡ください!

 

それではまた次の講座で!
入門編、閉講!!!

めだんしでした。

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